Late Night Tales
2011年11月20日 音楽
*
すわMGMTがもう新譜出したんかな、と思ったら、MGMTの編集したコンピレーションだった。
ポイント2倍だか輸入盤セールだかでごった返するタワレコで全曲聴くのは躊躇われたのでチョチョっと3曲くらい聴いたが良かった。Suicideはずっと気になっているバンドだが真正面に知り合えないまま。
なんかこうゆうコンピは友達にプレゼントしたい。いつもぶりぶり自分のこと喋ってばかりなので、貝垣くんにでも。半年遅れの誕生日プレゼントにでも。もはやメリクリ。
*
秋だ内省的だご飯が飲み込めない、というので、落ちるところまで落ちたいや、とタワレコに行ったのだけれど、買ったのはNicki Minajだ。どうしたことだ。でもNicki Minajは内省的な人と思う。というかアガる曲ばかりだが内省的なときに聴いても耳障りでない。
Nicki MinajはピンクのLady Gagaみたいなこと言われるけど、同じくらい感覚と知性を使っていそうな気はする。
ケイティ・ペリーは、私の中では、「悪い人じゃないんだけど…」みたいな但し書きがつきます。
昨日今日「内省的」ということばを覚えたみたいに「内省的」って何回も言ってしまった。
あとはReal Estateを買った。ほんとはBon Iverを買うつもりだったのに。こういう買い物をよくやる。
すわMGMTがもう新譜出したんかな、と思ったら、MGMTの編集したコンピレーションだった。
ポイント2倍だか輸入盤セールだかでごった返するタワレコで全曲聴くのは躊躇われたのでチョチョっと3曲くらい聴いたが良かった。Suicideはずっと気になっているバンドだが真正面に知り合えないまま。
なんかこうゆうコンピは友達にプレゼントしたい。いつもぶりぶり自分のこと喋ってばかりなので、貝垣くんにでも。半年遅れの誕生日プレゼントにでも。もはやメリクリ。
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秋だ内省的だご飯が飲み込めない、というので、落ちるところまで落ちたいや、とタワレコに行ったのだけれど、買ったのはNicki Minajだ。どうしたことだ。でもNicki Minajは内省的な人と思う。というかアガる曲ばかりだが内省的なときに聴いても耳障りでない。
Nicki MinajはピンクのLady Gagaみたいなこと言われるけど、同じくらい感覚と知性を使っていそうな気はする。
ケイティ・ペリーは、私の中では、「悪い人じゃないんだけど…」みたいな但し書きがつきます。
昨日今日「内省的」ということばを覚えたみたいに「内省的」って何回も言ってしまった。
あとはReal Estateを買った。ほんとはBon Iverを買うつもりだったのに。こういう買い物をよくやる。
外は寒いよ
2011年11月18日Glee Cast - Baby, It’s Cold Outside
http://www.youtube.com/watch?v=MTnwv2NN-DI
今年のクリスマスのテーマソングはこれで。
あわよくば歌えるようになりたいわ。
http://www.youtube.com/watch?v=MTnwv2NN-DI
今年のクリスマスのテーマソングはこれで。
あわよくば歌えるようになりたいわ。
紅葉
2011年11月18日
遠足してきた。
いつも軽やかな足取りの男性と、がんばって歩く女性と。
紅葉をめでるほど大人ではないかもな、と思った。
山をみているとなんとなく落ち着かない。
山に入るのは苦手だが、歩くのは好きだ。
山に入るときはそばに誰かいてくれるとよいな。
いつも軽やかな足取りの男性と、がんばって歩く女性と。
紅葉をめでるほど大人ではないかもな、と思った。
山をみているとなんとなく落ち着かない。
山に入るのは苦手だが、歩くのは好きだ。
山に入るときはそばに誰かいてくれるとよいな。
*
季節に流されてなんとなく内省的な音楽嗜好になっていたので、友人の荏根さんから戴いたダンサブルなミックスCDが余計に楽しい。
荏根さんはカクテルピアノですね。
内省的、って入れようとしたら「内政的」っていう変換候補が出てきて、ああこっちでもあるわ、と思う。
*
いろんなことを友人Sに喋ったら落ち着いた。最近3日と空けず長電話ぎみ。女子高生のペースだな。
*
美男美女のブロマイド、私もゲットしてました。北の国の美しいお菓子も戴いたなり、お便りせずにすいません。私きっと和服は似合わないのでしかるべき時が来たらドレスを着るとおもいます。なので和服の似合う方はうらやましい。
しかるべき時は、私には訪れないほうがよいな、とたまに思ったりする。十代の女子みたいに、たまに懐疑的であったりする。
それでも、不思議なつながり方をした大切な人たちが、しかるべきことを為されたのはうれしい。幸福のひとつ、私にくださってありがとう。
季節に流されてなんとなく内省的な音楽嗜好になっていたので、友人の荏根さんから戴いたダンサブルなミックスCDが余計に楽しい。
荏根さんはカクテルピアノですね。
内省的、って入れようとしたら「内政的」っていう変換候補が出てきて、ああこっちでもあるわ、と思う。
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いろんなことを友人Sに喋ったら落ち着いた。最近3日と空けず長電話ぎみ。女子高生のペースだな。
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美男美女のブロマイド、私もゲットしてました。北の国の美しいお菓子も戴いたなり、お便りせずにすいません。私きっと和服は似合わないのでしかるべき時が来たらドレスを着るとおもいます。なので和服の似合う方はうらやましい。
しかるべき時は、私には訪れないほうがよいな、とたまに思ったりする。十代の女子みたいに、たまに懐疑的であったりする。
それでも、不思議なつながり方をした大切な人たちが、しかるべきことを為されたのはうれしい。幸福のひとつ、私にくださってありがとう。
笑いの午後と夕べの会
2011年11月14日 侍乙女な男子と、お茶して映画を観てカレーを食べてお茶した。
とてもサービス精神のある男子なので笑いっぱなしでとても楽しかった。
とてもサービス精神のある男子を相手にすると自分のサービス精神はあんまり出てこない、と嘯いて笑いっぱなしで、自分もうちょっと喋れや、とおもいつつ、楽しかったので自分の貧しさを忘れそう。
映画もとても良かった。笑ったあと、考えたくなる、いろいろ思い出す映画。
ミックスCDを2枚も戴いた。生まれて初めて、自作ミックスCDを戴いた。友達にあげるんです、っておっしゃっていた。友達認定戴けた(きゃーっ)。聴きながら散歩に励もうと思う。
とてもサービス精神のある男子なので笑いっぱなしでとても楽しかった。
とてもサービス精神のある男子を相手にすると自分のサービス精神はあんまり出てこない、と嘯いて笑いっぱなしで、自分もうちょっと喋れや、とおもいつつ、楽しかったので自分の貧しさを忘れそう。
映画もとても良かった。笑ったあと、考えたくなる、いろいろ思い出す映画。
ミックスCDを2枚も戴いた。生まれて初めて、自作ミックスCDを戴いた。友達にあげるんです、っておっしゃっていた。友達認定戴けた(きゃーっ)。聴きながら散歩に励もうと思う。
Gulag Orkestar
2011年11月11日 音楽
新潮文庫の表紙はあんまり好みではないが自分が10代ならば好きになるかもしれない。だからというわけではないがレベッカ・ブラウンは若い人のための文学だと思う。
この本から死やら介護(ケア)やら愛情やらについての〈普遍的な物語〉を読むのは有りだとはおもうが、やはりエイズあっての〈体の贈り物〉であるとおもう。エイズの流行により他者との体の気軽な触れ合いに躊躇いが生まれた、みたいな文章を読んだことがある(ソンタグなのかな?)。セックスっていろんなセックスあるし自由あるよね、みたいなことにいろんな意味で人々が気づきはじめたときに天罰みたいにエイズがやって来たのかな、とこれはイメージだけど。
90年代における葛藤。
他者の体に気安く触れてはいけない、他者のなかにある血や水には気安く触れてはいけない。だからこそ、この本のなかの体の触れ合いが汗が涙が、感動的なのだろうか。
この本から死やら介護(ケア)やら愛情やらについての〈普遍的な物語〉を読むのは有りだとはおもうが、やはりエイズあっての〈体の贈り物〉であるとおもう。エイズの流行により他者との体の気軽な触れ合いに躊躇いが生まれた、みたいな文章を読んだことがある(ソンタグなのかな?)。セックスっていろんなセックスあるし自由あるよね、みたいなことにいろんな意味で人々が気づきはじめたときに天罰みたいにエイズがやって来たのかな、とこれはイメージだけど。
90年代における葛藤。
他者の体に気安く触れてはいけない、他者のなかにある血や水には気安く触れてはいけない。だからこそ、この本のなかの体の触れ合いが汗が涙が、感動的なのだろうか。
11月9日の日記
2011年11月9日*
Bon Iver - I Can’t Make You Love Me/Nick of Time
http://www.youtube.com/watch?v=8MJio3s2wFI
カバー。アルバム買おうかな。ただこれはどれにも入っていないようだけど。
*
髪伸びた自分。伸びた髪で呪いの人形が作れそうなくらい伸びた。
前髪をどうにかしたいので美容室に行ってきた。前髪を切りすぎた。悪いのは美容師ではなく私。
私のことを生きてるサダコと勘違いして、子供が泣いても犬が吠えても不思議にはあたらない。
*
友人とはそもそも気が合うから友人になったのであろうが、友人Sと男の趣味が被ったことなど一度もない。
友人Sは何かというと私のことをナード好きと括りたがるが、私が好きなのは笑ってるのか困ってるのかわからない顔であって、それにジョーゼフ・ゴードン・レヴィットがぴたりとハマる、それだけのことである。
Bon Iver - I Can’t Make You Love Me/Nick of Time
http://www.youtube.com/watch?v=8MJio3s2wFI
カバー。アルバム買おうかな。ただこれはどれにも入っていないようだけど。
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髪伸びた自分。伸びた髪で呪いの人形が作れそうなくらい伸びた。
前髪をどうにかしたいので美容室に行ってきた。前髪を切りすぎた。悪いのは美容師ではなく私。
私のことを生きてるサダコと勘違いして、子供が泣いても犬が吠えても不思議にはあたらない。
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友人とはそもそも気が合うから友人になったのであろうが、友人Sと男の趣味が被ったことなど一度もない。
友人Sは何かというと私のことをナード好きと括りたがるが、私が好きなのは笑ってるのか困ってるのかわからない顔であって、それにジョーゼフ・ゴードン・レヴィットがぴたりとハマる、それだけのことである。
私らジェームズなので
2011年11月4日 読書
*
画像の本は、もし読書会でオブライエンの短編集が課題になるのならば、アマゾンかなんかで手に入れようと思う。
*
ヘンリー・ジェイムズの「ワシントン・スクエア」、本屋に並んだその日に、待ってました!って感じで買ったのに読んでいない。
ジェイムズで読書会ってやりたいけど難しいな。ジェイムズでやるのなら、フォースターとかのほうが、まだ盛り上がりそう。ジェームズって、ドストエフスキーみたいに皆でワッショイ!って感じの作家ではないな。なんか〈個人的な作家〉という感じする。
夜中電話で話した友人が、「私ジャック・ロンドン!」て宣言したので、「じゃ私ヘンリー・ジェームズ!」って返したら、
「いや私がヘンリー・ジェームズだから」
「は、いや、私がヘンリー・ジェームズだから!」
という会話になった。何のことだかさっぱりわからないですよね。私たちもそうでした。
*
友人の荏根(えね)さんと映画の話をしていて、私ロメールの『友だちの恋人』がすごく好きだったわ、と思い出した。
ロメールのほかの作品も観たけれど、正直『友だちの恋人』ほど好きにはならなかった。この作品の主人公がもっさりした臆病な女の子だったから気に入ったのかな、と今なら思い当たる。ロメールはデプレシャンとかよりは女に理解がある人なんかな、なーんて。
*
ハルキとモリッシーに育てられた男子って困った感じになるのかな、と思った。知人の男の子について考えていたときに。
画像の本は、もし読書会でオブライエンの短編集が課題になるのならば、アマゾンかなんかで手に入れようと思う。
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ヘンリー・ジェイムズの「ワシントン・スクエア」、本屋に並んだその日に、待ってました!って感じで買ったのに読んでいない。
ジェイムズで読書会ってやりたいけど難しいな。ジェイムズでやるのなら、フォースターとかのほうが、まだ盛り上がりそう。ジェームズって、ドストエフスキーみたいに皆でワッショイ!って感じの作家ではないな。なんか〈個人的な作家〉という感じする。
夜中電話で話した友人が、「私ジャック・ロンドン!」て宣言したので、「じゃ私ヘンリー・ジェームズ!」って返したら、
「いや私がヘンリー・ジェームズだから」
「は、いや、私がヘンリー・ジェームズだから!」
という会話になった。何のことだかさっぱりわからないですよね。私たちもそうでした。
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友人の荏根(えね)さんと映画の話をしていて、私ロメールの『友だちの恋人』がすごく好きだったわ、と思い出した。
ロメールのほかの作品も観たけれど、正直『友だちの恋人』ほど好きにはならなかった。この作品の主人公がもっさりした臆病な女の子だったから気に入ったのかな、と今なら思い当たる。ロメールはデプレシャンとかよりは女に理解がある人なんかな、なーんて。
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ハルキとモリッシーに育てられた男子って困った感じになるのかな、と思った。知人の男の子について考えていたときに。
11月3日の日記
2011年11月3日*
友人と映画を観に行く。平日昼間に観に行くなんてテイストオブ有閑、そんな感じしない私ら。
映画のあとはデパートのテラス席でガレットを食べた。11月にしては魂消るほど暑い日だったけれど、時刻が三時を回るとさすがにテラス席は若干肌寒い。でも肌寒いのが心地よかった。テラス席をエンジョイできる今年最後の機会だったかも知らない。
友人と別れたあとは、渡すものがあったので妹と会った。同じデパートのパスタ屋で夕食。妹はパスタをフォークで巻き取るのが苦手らしく、ずるずる音を立てて食していた。
*
映画は「ウィンターズボーン」を観てきた。
風景とも景色とも言えない、土地の感じがすごい。人の手入れとか思い入れとか何もない感じ。荒んでると言えばいいんだけど、よくあるアメリカのサバービアの荒みようとはまた異質だった。
映画のなかの共同体のありようが、群れという感じで獣じみていた。
主人公がティーンネイジャーの女の子というのは、女の子ならばここから出て行く余地が男の子よりはあるからかな、と思った。あと視点が女の子だと、その特殊な共同体に踏み分けていく際に、男の子よりは共同体の〈おきて〉に対して慣れがないというか無知であるから、観客と近いかな。〈おきて〉ってまじでよくわかんないままだったし。
女の子が目上の人たちにシンプルに助けを求める場面がよかった。
あの共同体って何なのかな。おとこもおんなも一緒くたで(と一緒にみた友人が言ってた)。気になったので原作本を買おうかな。
友人と映画を観に行く。平日昼間に観に行くなんてテイストオブ有閑、そんな感じしない私ら。
映画のあとはデパートのテラス席でガレットを食べた。11月にしては魂消るほど暑い日だったけれど、時刻が三時を回るとさすがにテラス席は若干肌寒い。でも肌寒いのが心地よかった。テラス席をエンジョイできる今年最後の機会だったかも知らない。
友人と別れたあとは、渡すものがあったので妹と会った。同じデパートのパスタ屋で夕食。妹はパスタをフォークで巻き取るのが苦手らしく、ずるずる音を立てて食していた。
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映画は「ウィンターズボーン」を観てきた。
風景とも景色とも言えない、土地の感じがすごい。人の手入れとか思い入れとか何もない感じ。荒んでると言えばいいんだけど、よくあるアメリカのサバービアの荒みようとはまた異質だった。
映画のなかの共同体のありようが、群れという感じで獣じみていた。
主人公がティーンネイジャーの女の子というのは、女の子ならばここから出て行く余地が男の子よりはあるからかな、と思った。あと視点が女の子だと、その特殊な共同体に踏み分けていく際に、男の子よりは共同体の〈おきて〉に対して慣れがないというか無知であるから、観客と近いかな。〈おきて〉ってまじでよくわかんないままだったし。
女の子が目上の人たちにシンプルに助けを求める場面がよかった。
あの共同体って何なのかな。おとこもおんなも一緒くたで(と一緒にみた友人が言ってた)。気になったので原作本を買おうかな。
Unpretty
2011年11月2日*Glee - I Feel Pretty/Unpretty
http://www.youtube.com/watch?v=7-RbPVUzDlU
私の周りの人、誰もグリーを観ていない。孤独である。
おしゃれな音楽好き(おしゃれな、の部分は嫌味でなくマジで)の人には耐え難い音楽とかあるかも知れんけど。
I feel pretty の部分は余計なようでいて好きだ。
pretty and witty and bright って、褒めるときに使えそう。
http://www.youtube.com/watch?v=7-RbPVUzDlU
私の周りの人、誰もグリーを観ていない。孤独である。
おしゃれな音楽好き(おしゃれな、の部分は嫌味でなくマジで)の人には耐え難い音楽とかあるかも知れんけど。
I feel pretty の部分は余計なようでいて好きだ。
pretty and witty and bright って、褒めるときに使えそう。
友人と、シャーマンが持て囃されるのは好かん、と言い合った。いつも言ってることの再確認やん、これは。友人は「私はイタコよ!」と宣言してた。
トニ・モリスンはシャーマンぽくないが何でだろ、と考えていたが、シャーマンが聴くのって天の記憶かな、と思った。天のビジョンみたいな。時とか空間とかどうでもいい、みたいな。
モリスンは地を這うものの記憶よねと思った。
タールベイビーはよくわかんなかったんで、もう一度読み直したいが文庫にはなっていないのであろうか。
トニ・モリスンはシャーマンぽくないが何でだろ、と考えていたが、シャーマンが聴くのって天の記憶かな、と思った。天のビジョンみたいな。時とか空間とかどうでもいい、みたいな。
モリスンは地を這うものの記憶よねと思った。
タールベイビーはよくわかんなかったんで、もう一度読み直したいが文庫にはなっていないのであろうか。
荒川と芯
2011年11月1日
*
荒川沿いを歩いた。ほぼ毎日電車から見ていて気になっていたので、歩く為に赤羽まで電車に乗るという無粋を承知で歩いてきた。
2時3時を過ぎたあたりからチャリでマジ漕ぎする子どもがちらほらいた。その時間の前から競技用っぽい自転車でうろうろしてる人がいた。
ひとりならば自転車に乗ったほうがより川沿いの趣を味わえるかも知らん。川の水と競争すんのよ。しかしチャリがないのでとぼとぼ歩いた。
先日友人と、別の川沿いを歩いていたときに、「住むならさ、上流中流下流、どれがいい」と尋ねたら、いやにきっぱりした口調で「中の上流」と彼は答えたのであった。〈川沿いに住むなら〉とちゃんと言うべきだった。
私は断然下流がよい。
下流は流れがゆるやかで、と社会の教科書に書いてあったのを反芻しながら歩いたけれど、橋の下の、柱と川岸との間隔が2メートルも離れていないところでは、船でも航行してんのかというくらいどっちゃんどっちゃん水音が響いていて、なんだかカルチャーショックで、ぱさぱさな芝生や好天の高い空より、そんなのが一番印象に残った。
*
頭が痛い。眼の疲れのせいか鼻のせいかよくわからんが、頭の芯が痛いと言いたくなる痛みで、おもわず友人に「自分リンゴの芯かっつうくらい頭の芯が痛い」と言ったら、えーと曖昧に笑われた。芯が痛い芯が痛いと思っていたら、そんな語句が浮かんだんだけど、キャベツの芯のがしっくりくる。芯て字、ずっとみていると気持ち悪い。
荒川沿いを歩いた。ほぼ毎日電車から見ていて気になっていたので、歩く為に赤羽まで電車に乗るという無粋を承知で歩いてきた。
2時3時を過ぎたあたりからチャリでマジ漕ぎする子どもがちらほらいた。その時間の前から競技用っぽい自転車でうろうろしてる人がいた。
ひとりならば自転車に乗ったほうがより川沿いの趣を味わえるかも知らん。川の水と競争すんのよ。しかしチャリがないのでとぼとぼ歩いた。
先日友人と、別の川沿いを歩いていたときに、「住むならさ、上流中流下流、どれがいい」と尋ねたら、いやにきっぱりした口調で「中の上流」と彼は答えたのであった。〈川沿いに住むなら〉とちゃんと言うべきだった。
私は断然下流がよい。
下流は流れがゆるやかで、と社会の教科書に書いてあったのを反芻しながら歩いたけれど、橋の下の、柱と川岸との間隔が2メートルも離れていないところでは、船でも航行してんのかというくらいどっちゃんどっちゃん水音が響いていて、なんだかカルチャーショックで、ぱさぱさな芝生や好天の高い空より、そんなのが一番印象に残った。
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頭が痛い。眼の疲れのせいか鼻のせいかよくわからんが、頭の芯が痛いと言いたくなる痛みで、おもわず友人に「自分リンゴの芯かっつうくらい頭の芯が痛い」と言ったら、えーと曖昧に笑われた。芯が痛い芯が痛いと思っていたら、そんな語句が浮かんだんだけど、キャベツの芯のがしっくりくる。芯て字、ずっとみていると気持ち悪い。
11月1日の日記
2011年11月1日*Foster the People - Pumped Up Kids
http://www.youtube.com/watch?v=SDTZ7iX4vTQ
なんか聴いたことあるような、とおもっていたら、↓のやつとなんとなく似とった。
*Peter, Bjorn and John - Young Folks
http://www.youtube.com/watch?v=51V1VMkuyx0
NPRの番組で、「ハッピーになれる曲」として採り上げられてたけど、まず踊りだしたくなるわ。
http://www.youtube.com/watch?v=SDTZ7iX4vTQ
なんか聴いたことあるような、とおもっていたら、↓のやつとなんとなく似とった。
*Peter, Bjorn and John - Young Folks
http://www.youtube.com/watch?v=51V1VMkuyx0
NPRの番組で、「ハッピーになれる曲」として採り上げられてたけど、まず踊りだしたくなるわ。
丹沢に登った。
2011年10月30日 丹沢に登った。
誘われた友人から塔ノ沢と聞いて、軽く調べたら箱根である、という解釈をしたが、わからない。
丹沢に登った、という表現が正しいのかわからない。
友人4人と4時間ほど歩いた末、塔の岳という山の頂きに着いた。
丹沢は美しい山並みで、登山を趣味とする人に人気なのだそうで、人がたくさんいた。
そのへんで拾った木の枝を杖にして歩いていたら、知らない人が笑ってくれた。
山が美しいのだかどうなのだか、自分にはわからない。
バスでヤビツ峠に向かう途中で、いくぶん色のくすみ始めた緑を眺めたら、涙が出そうになった。
祖父母の家のある田舎の緑を思い出して涙が出た。涙もろくなったというより、精神の不安定が原因だが、緑と緑、という共通点しか自分の頭にはみつからないので、涙のくわしい理由がわからない。
私は山について何も知らず、この山とあの山の、木々が同じであるのかどうかもわからない。
単純に、緑が眼に染みたようだった。
この山々は美しい、と人は言うらしい。美しいって何かしら。少なくとも涙が出るのは、美しいと感じるのとは違う。
山を登るのは、楽しかった。起伏のある道を歩くのは。歩いたり踏み分けたり、登ったり降りたりした。よじ登ったり、おそるおそる降りたり。
進んだすえに到達点があるのは、気持ちよい。
誘われた友人から塔ノ沢と聞いて、軽く調べたら箱根である、という解釈をしたが、わからない。
丹沢に登った、という表現が正しいのかわからない。
友人4人と4時間ほど歩いた末、塔の岳という山の頂きに着いた。
丹沢は美しい山並みで、登山を趣味とする人に人気なのだそうで、人がたくさんいた。
そのへんで拾った木の枝を杖にして歩いていたら、知らない人が笑ってくれた。
山が美しいのだかどうなのだか、自分にはわからない。
バスでヤビツ峠に向かう途中で、いくぶん色のくすみ始めた緑を眺めたら、涙が出そうになった。
祖父母の家のある田舎の緑を思い出して涙が出た。涙もろくなったというより、精神の不安定が原因だが、緑と緑、という共通点しか自分の頭にはみつからないので、涙のくわしい理由がわからない。
私は山について何も知らず、この山とあの山の、木々が同じであるのかどうかもわからない。
単純に、緑が眼に染みたようだった。
この山々は美しい、と人は言うらしい。美しいって何かしら。少なくとも涙が出るのは、美しいと感じるのとは違う。
山を登るのは、楽しかった。起伏のある道を歩くのは。歩いたり踏み分けたり、登ったり降りたりした。よじ登ったり、おそるおそる降りたり。
進んだすえに到達点があるのは、気持ちよい。
10月30日の日記
2011年10月30日 Robert Wyattが最近気になる。
人に説明するときは叙情的なプログレだお!と言おうと決意している。
Robert Wyatt - Gharbadzegi
http://www.youtube.com/watch?v=jVyDd-jmqHs
↑しうっ、て息を2回ほど吸い込むのがよい。
人に説明するときは叙情的なプログレだお!と言おうと決意している。
Robert Wyatt - Gharbadzegi
http://www.youtube.com/watch?v=jVyDd-jmqHs
↑しうっ、て息を2回ほど吸い込むのがよい。