関西のほうへでかけました。
目的はエネさんのおばあさまたちにお会いするためで、足腰が弱っていたりなさっているけれど、すごくいろんなお話をしてくださって、お元気だった。おばあさまたちとほぼ同い年なのに、どんどん元気のなくなってゆく母方の祖母をおもいだすとなんだか切なかった。でもお会いできてうれしかった。

京都でいろんな買い物をしたり、エネさんのおかあさんといろんなお話をしたり、エネさんのおかあさん経由でたいそうなものを戴いたりした。そのたいそうなものをびくびくしながら抱えて二泊三日で帰京した。

エネさんのおかあさんとお話ししていると、とある詩人の話がでてきて、おかあさんが本を出してきてくださった。読んでみたら、ちょっと腹の立つ箇所があったのだが、私はその詩人が以前から苦手なのであった。おかあさん自身からは大事なお友達の話やエネさんの話や、(エネさんはそのとき昼寝していた)、すごくいいお話をしていただいて、これからももっといろいろなお話をしたいなあと心底おもったのだけれど、それとは関係なく、その偉大とうたわれる女性詩人のビミョーな文章が忘れがたく、私はきのうから、〈イバラ木のり子なんかこわくない〉っていう作品があったら、ぜひ読みたい、と夢想している・・・自分より前の世代に、ベルンハルト並みに文句申し立てる、という。

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