7月16日の日記
2014年7月16日「私ねえ、この道を通るのがすごく嫌なの。特に朝ね、夜はもう働いて疲れてるから、何も考えられないからいいんだけど、朝が嫌なの。
臭いし、汚いし…最近は頭も狂ってるんじゃないかとおもうのよね。臭いのは元々臭いけど、ほら、包帯をしてるでしょ、たぶん傷が腐ってるんじゃないかな、だからそういう感じの臭さがあるの、最近は。
私ここを通るのがすごく嫌なの。あの人がみえるでしょ、そうすると考えちゃう、みてるとつらいのよ、いつもひとりでさ、あそこに座って…だって産まれたときは一緒だったはずでしょ、金持ちとか貧しいとか、そういうことはあるかも知れないけど。あそこに座るようになるまでに何があったのかなとおもってしまう。私だってああなったっておかしくはなかったのに、とおもう。あの人はとても運が悪かったんだとおもう。そういうのってさ、たぶんちょっとしたことだとおもうのよね。あの人がダメだったとか頑張らなかったとか、そういうことじゃないのよたぶん。なんかきっかけがあって、ああなってる。そのきっかけが私にあったっておかしくなかったし、もしかしたら私にあったようなことかも知れないのに。
そうよ、私は子どもが3人いるからさあ、もうがしがしがんばってきたわよ。嫌なことだってあったけど、食わせなきゃいけないからとにかく働いてきただけよね。子どもは、末っ子だってもうすぐ私いらなくなるから、いいわよ。今はおばあちゃん、おばあちゃんが私の生き甲斐ね、おばあちゃんが死んじゃったら私生き甲斐なくなるわ。孫、孫はわりとどうでもいいわ正直。孫は私がいなくても、母親とか父親とかいるからね、だいじょうぶでしょ。あはは。
私はKCが、そうよあの中国人のKCがもうすぐ大学に入るからさ、そしたら親代わりになろうとおもってるの。KCねえ、すごく日本語うまくなったよねえ。それが次の私の生き甲斐よねー。やっぱ生き甲斐がないとしょうがないわよ。生き甲斐がないと山に登んないよ。いや山が生き甲斐なんじゃなくてさあ、生き甲斐あるから、山に登るのが楽しいの。なんにもなくなったら山に登ったりしないわよ。
私だってあの人みたいになったっておかしくはなかったのに…やっぱり日本ていうか、政府ていうか、おかしいのよね。あの人がああなってずっとあのままになってるのは。でもねえ、それが私のせいでもあるのよねたぶん、あの人がああなっているのは。考えてしまうから、朝ここ通るのがほんとに嫌なんだよねえ。」
臭いし、汚いし…最近は頭も狂ってるんじゃないかとおもうのよね。臭いのは元々臭いけど、ほら、包帯をしてるでしょ、たぶん傷が腐ってるんじゃないかな、だからそういう感じの臭さがあるの、最近は。
私ここを通るのがすごく嫌なの。あの人がみえるでしょ、そうすると考えちゃう、みてるとつらいのよ、いつもひとりでさ、あそこに座って…だって産まれたときは一緒だったはずでしょ、金持ちとか貧しいとか、そういうことはあるかも知れないけど。あそこに座るようになるまでに何があったのかなとおもってしまう。私だってああなったっておかしくはなかったのに、とおもう。あの人はとても運が悪かったんだとおもう。そういうのってさ、たぶんちょっとしたことだとおもうのよね。あの人がダメだったとか頑張らなかったとか、そういうことじゃないのよたぶん。なんかきっかけがあって、ああなってる。そのきっかけが私にあったっておかしくなかったし、もしかしたら私にあったようなことかも知れないのに。
そうよ、私は子どもが3人いるからさあ、もうがしがしがんばってきたわよ。嫌なことだってあったけど、食わせなきゃいけないからとにかく働いてきただけよね。子どもは、末っ子だってもうすぐ私いらなくなるから、いいわよ。今はおばあちゃん、おばあちゃんが私の生き甲斐ね、おばあちゃんが死んじゃったら私生き甲斐なくなるわ。孫、孫はわりとどうでもいいわ正直。孫は私がいなくても、母親とか父親とかいるからね、だいじょうぶでしょ。あはは。
私はKCが、そうよあの中国人のKCがもうすぐ大学に入るからさ、そしたら親代わりになろうとおもってるの。KCねえ、すごく日本語うまくなったよねえ。それが次の私の生き甲斐よねー。やっぱ生き甲斐がないとしょうがないわよ。生き甲斐がないと山に登んないよ。いや山が生き甲斐なんじゃなくてさあ、生き甲斐あるから、山に登るのが楽しいの。なんにもなくなったら山に登ったりしないわよ。
私だってあの人みたいになったっておかしくはなかったのに…やっぱり日本ていうか、政府ていうか、おかしいのよね。あの人がああなってずっとあのままになってるのは。でもねえ、それが私のせいでもあるのよねたぶん、あの人がああなっているのは。考えてしまうから、朝ここ通るのがほんとに嫌なんだよねえ。」
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