Unorthodox Jukebox

2014年6月4日 音楽
 妹の結婚式が滞りなく済んで何より。

・・・って言いたいのだけれども、滞りありまくり。両親と兄夫婦は前日に上京したのだけれども、当日朝に上京した叔母たちが荷物を持ちながら親族控え室/チャペル/庭園/披露宴会場をわらわら移動して、空襲下で避難する人とか、戦時難民とか、こんな感じだろうなあ、と思った、そしてあまりに統率がとれていないので、私たちは空襲なんか起きたときにはみんな死んじゃうかも知れないなあと思った。なので戦争はんたーい。集団自衛権の行使容認には激しくはんたーい。というか荷物のことはぜんぜん考慮しておらず、考慮するのは私くらいしかいなかっただろうから、もっと考えるべきだったと思いました。

 チャペルで父と妹がバージンロードを歩くのをみていると、泣きそうになりました。直前まで妹と「お兄ちゃんが歩いたほうが様になるよねえ」と言っていたのに、この陳腐さよ。あとは妹の幼なじみ(保育園から高校まで一緒)がスピーチをしているときはこみ上げるものがありました。そして妹の肌がやたらきれいになっていたので尋ねると「エステで十万かけたよ!十万!」との答えでした。妹の生涯最大の目標が達成されてよかったですが、終わったあとは「もう何を支えに生きて行けばよいかわからない」と言っていました。叔母たちはみな涙が止まらないと泣いていました。私はホテルの美容室でセットしてもらった髪が気に食わなくて泣きそうでした。
 翌日からは余韻に浸る暇も余裕もなく、睡眠不足で怒濤の観光ツアーになだれ込む。スカイツリーやTDLや鴨シーに行ったあと、旅館で大宴会し、叔父の裕次郎に合わせて梅沢富美男みたいな踊りをする母や叔母たち。合間にチェックアウトしたホテルの鍵を持って帰ってしまったり、連絡がとれなかったり、携帯電話がないと騒いだり(→私)、集合したはずなのにひとり欠けていたり、のトラブル続き。最終日になると妹の子どもはよく笑う子のはずなのに終始固い表情で、兄の子どもたちはハイテンションのあまり怪獣と化して笑い狂い泣きわめく。貧乏人の旅行には余裕という文字がないのであった。次は鮎ちゃんね!と言われたけれど、これがまた繰り返されるとなるとしばらくは遠慮したいとおもった。

 結婚式のBGMではブルーノ・マーズを3曲くらいかけました。

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