いやいや、負けるとおもおうよ、そこは。
震災後に発行された雑誌の「栄養と料理」でも放射能に負けなーい!みたいな特集があったと記憶している。画像に出した本もその雑誌も、料理がどういうふうに汚染に対処するつもりなのかなあというぼんやりした興味から、古本で安かったら手に入れたい(新刊で買って売り上げには貢献したくないっす)。矢部史郎が「発酵食品が放射能にいい、みたいな言説がぜったい出てくる」と言っていたのはもはや予言ですらなかった。
弓田亨は、まだブログでしか読んだことがないが、とにかく威勢がいい。〈砂糖・みりん不使用〉〈灰汁抜き下茹でしない〉〈煮干し・オリーブオイルばんさい〉ということの是非はともかく、もう日本の食品はぜんぶダメだ!味がしない!と本気で怒っていたり、幕内秀夫や辰巳芳子も批判したり、ラディカルでおもしろい。エッセンス的に長尾智子に通じるようなところも感じます。なんでも甘くすることや柔らかい食感を礼賛してしまうことに対する懐疑とか。
和食回帰や本物志向やマクロビというものがラディカルなようでありながらけっきょくおおきなものを補完していくだけのようにみえるんだけれど、けっきょくラディカルってなんなのだろう。ラディカル貝垣くんに教えていただきたい。
「ルネサンスご飯で難病や不妊が治る」と誤解されそうな言い回しをしたり、いりこ好きがこうじていりこサプリメントつくっちゃうこところはだいぶアカンです。国産や和食を礼賛しないのはよいけれど、日本の米はぜんぜんダメになってしまった!と言ってタイ米(日本の米なら玄米)を推奨しているが、なかなか取り入れるのむずかしいよね。しかし、幕内秀夫と同じで威勢がよすぎて文章下手になってしまうようなので、興味がないと読むのはかなりキツそうです。
ところでいまのトレンドは、減塩ダサい!むしろ減塩ヨクない!という方向だと感じているのだが、どうでしょうか。あと栄養学はまだまだ完成されていない学問だというのは、肝に銘じていたほうがいいらしい。
それにしてもこんなものばかり読んでいると自分のつくるものが不安になり、料理がブレてしまうのー。きのうつくったキャベツのサブジも、ブレてしまった。
震災後に発行された雑誌の「栄養と料理」でも放射能に負けなーい!みたいな特集があったと記憶している。画像に出した本もその雑誌も、料理がどういうふうに汚染に対処するつもりなのかなあというぼんやりした興味から、古本で安かったら手に入れたい(新刊で買って売り上げには貢献したくないっす)。矢部史郎が「発酵食品が放射能にいい、みたいな言説がぜったい出てくる」と言っていたのはもはや予言ですらなかった。
弓田亨は、まだブログでしか読んだことがないが、とにかく威勢がいい。〈砂糖・みりん不使用〉〈灰汁抜き下茹でしない〉〈煮干し・オリーブオイルばんさい〉ということの是非はともかく、もう日本の食品はぜんぶダメだ!味がしない!と本気で怒っていたり、幕内秀夫や辰巳芳子も批判したり、ラディカルでおもしろい。エッセンス的に長尾智子に通じるようなところも感じます。なんでも甘くすることや柔らかい食感を礼賛してしまうことに対する懐疑とか。
和食回帰や本物志向やマクロビというものがラディカルなようでありながらけっきょくおおきなものを補完していくだけのようにみえるんだけれど、けっきょくラディカルってなんなのだろう。ラディカル貝垣くんに教えていただきたい。
「ルネサンスご飯で難病や不妊が治る」と誤解されそうな言い回しをしたり、いりこ好きがこうじていりこサプリメントつくっちゃうこところはだいぶアカンです。国産や和食を礼賛しないのはよいけれど、日本の米はぜんぜんダメになってしまった!と言ってタイ米(日本の米なら玄米)を推奨しているが、なかなか取り入れるのむずかしいよね。しかし、幕内秀夫と同じで威勢がよすぎて文章下手になってしまうようなので、興味がないと読むのはかなりキツそうです。
ところでいまのトレンドは、減塩ダサい!むしろ減塩ヨクない!という方向だと感じているのだが、どうでしょうか。あと栄養学はまだまだ完成されていない学問だというのは、肝に銘じていたほうがいいらしい。
それにしてもこんなものばかり読んでいると自分のつくるものが不安になり、料理がブレてしまうのー。きのうつくったキャベツのサブジも、ブレてしまった。
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