おいしかった

2013年7月2日
鍋にオリーブ油を熱しクミンシードをいれ、香りがでるまで炒める。適当にカットしたにんじんを炒め、油が回ったら鶏手羽をいれ炒める。鶏手羽の外皮の色が変わったら酒適宜をいれ塩少々をふり、ふたをしてごく弱火で放置する。30−50分くらい?鍋底に少量スープがたまっていたらひよこ豆をいれ、軽く炒め、再び放置。15分くらい?
ニョクマムを適宜加える。スープに塩気とコクを与える程度に。ニョクマムがなじんだかなという頃に味をみて、刻んだ香菜を加え炒め、塩気がたりなければ調整する。
器に雑穀ご飯とともによそう。スープも適当に加えること。

という料理を適当につくって、すごくおいしく、いっしょに食べた人にも好評だったのだが、もういちどおなじものをつくれと言われたら心もとない。いまレシピを書き興してみても、なにか書き落としたことがないか、不安である。けれどもこのくらいの適当さでないと、ふたたび試みようとする気持ちが起こらない気もする。
料理は厳密にいえば、基本的に一回こっきりの、複製不可能なしろものなのかも。
ポイントとしてはにんじんの青臭さを甘さに変えることであり、けれどもにんじんのうれしさは残すことであり、そのためにはにんじんをほどよい大きさに切らなければならない。そして加熱時間はこころもち長めにとる。ご飯は白米よりも雑穀ごはんのような、ちょっと癖のあるごはんがいい。パンならば、なんなのかな。カンパーニュにあいそうであわないような。ふつうのバゲットなのかな。
これはなんていう料理? と訊かれて、答えに詰まった。鶏とにんじんのクミン煮と言えばいいのかな。コリアンダーは香菜なのだ、ということをこないだ知ったので、香菜も加えてみたのだった。
この料理に合わせるサブ料理がよくわからなかったので、ワンディッシュになった。栄養的には偏っているのかな、とおもいつつ。いっしょに食べたひとがキリンのハートランドビールを買ってきていたので、すこしもらう。お酒のことはわからないが、好相性だったような。

食べることの自由と、食べることの〈塩〉。

あ、そういえばタイムもごく少量加えたけれど、意味があったかよくわからない。

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