生きているのはひまつぶし
2012年7月22日 読書
「妖木犬山椒」という短編集を古本で手に入れたので、読んでいる。読んでる自分がどこにいるのかと不安になるような感じがあって、それは文体からくるものなのかなとおもう。「無妙記」はすごかった。慣れない船にのって、船酔いさせられた感じ。ぐらぐらと。
なんとなく町田康や、富岡多恵子を思い出した。ただ町田康は、酔いはするのだけどぐらぐらはこない、世代が近いせいでしょうか。
深沢の場合は、このリズムはどこから来るのだろうとおもった。解説を読むと、民謡にすごく関心を寄せていたようなことが書いてあるが、そのせいもあるのかな。それをこういうふうに書けるのは、すぐれて近代的ということなのか。
読書、昔にくらべて、立ち止まって読めるになったような、そのぶん、スピードが落ちて、タタタッと、いっぺんには読めない。
なんとなく町田康や、富岡多恵子を思い出した。ただ町田康は、酔いはするのだけどぐらぐらはこない、世代が近いせいでしょうか。
深沢の場合は、このリズムはどこから来るのだろうとおもった。解説を読むと、民謡にすごく関心を寄せていたようなことが書いてあるが、そのせいもあるのかな。それをこういうふうに書けるのは、すぐれて近代的ということなのか。
読書、昔にくらべて、立ち止まって読めるになったような、そのぶん、スピードが落ちて、タタタッと、いっぺんには読めない。
コメント