ヒュペーリオン ギリシアの隠者 (ちくま文庫)
2012年3月17日 読書買いっぱなしの「ヒュペーリオン」を読む。
春が待ち遠しいなと思っていると、ヘルダーリンがシンクロしすぎていけない。
もうすでに頭の中に、この世ならぬ春が来てるみたいな。
というか、なんてゆうか、もう生きてしまったような気さえしてくる。
・「そのようにぼくは夢想をかさねた。そして忍耐づよく、すこしずつすべてのものに別れをつげた。」
←これってローベルト・ヴァルザーですね、とぐるぐる花丸。
・ディオティーマへの思慕、わかるーと思って読んでたけど、あれですね、私女だから、むしろディオティーマを慕うんじゃなくて、ディオティーマにならないといけないのですよね。でも、逆立ちしてもディオティーマにならない。どうしたって慕うほう。生きにくいな。
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