2月12日の日記
2012年2月12日 妹のバレンタインの買い物につきあう。会社の女子社員で、男性の同僚や上司にプレゼントするのを、下っ端というので代表で買いに行かされるのである。去年も同じことをした。
いろんなチョコレートを見る、というより、たくさん買うという消費活動が面白い。場所がデパートの地下食品売り場ともなれば。妹も私も好きな店で、10個くらい買ったら、1個ずつに手提げ袋をつけてくれて、それがおよそバレンタインらしからぬダークグレーの透明なビニール製の袋で格好いい。この袋はもちろん自分用に使うのだ、と妹が言い、私にもいくらか分けてくれると言う。(もらい損ねたことを、別れた後に気づいた)。
いいにおいのする、いい肌触りの箱やら、華奢なリボン、飾り用の枯れない花、格好いい袋。食べられない、無駄なものばかり! あふれんばかりの無駄なものに目移りして、チョコレートのにおいもよく嗅がないくらい。
バレンタイン間近のデパートの地下食品売り場には、妹みたいなコンサバな格好を好む女子がいっぱいいたため、はぐれるとなかなか見つけられない、2度も携帯電話で通話した。
妹は仕事が嫌で太ったと言い、私も太ったと言い、ふたりで冬だから寒いのがいけないのだと丸い顔で言い合う。食欲が増して仕方がないと嘆きあったけれど、その日カフェでとった夕飯はやたら厚いピザトーストのセットをふたりで半分こしただけだった。
いろんなチョコレートを見る、というより、たくさん買うという消費活動が面白い。場所がデパートの地下食品売り場ともなれば。妹も私も好きな店で、10個くらい買ったら、1個ずつに手提げ袋をつけてくれて、それがおよそバレンタインらしからぬダークグレーの透明なビニール製の袋で格好いい。この袋はもちろん自分用に使うのだ、と妹が言い、私にもいくらか分けてくれると言う。(もらい損ねたことを、別れた後に気づいた)。
いいにおいのする、いい肌触りの箱やら、華奢なリボン、飾り用の枯れない花、格好いい袋。食べられない、無駄なものばかり! あふれんばかりの無駄なものに目移りして、チョコレートのにおいもよく嗅がないくらい。
バレンタイン間近のデパートの地下食品売り場には、妹みたいなコンサバな格好を好む女子がいっぱいいたため、はぐれるとなかなか見つけられない、2度も携帯電話で通話した。
妹は仕事が嫌で太ったと言い、私も太ったと言い、ふたりで冬だから寒いのがいけないのだと丸い顔で言い合う。食欲が増して仕方がないと嘆きあったけれど、その日カフェでとった夕飯はやたら厚いピザトーストのセットをふたりで半分こしただけだった。
コメント