小説や映画が好きな人、虚構や想像力の海で遊ぶことが好きな人は、って、私がワンノヴゼム気味なのだけれど、ときたまそれらで遊ぶことが自分の人生や生活より優先されてしまったりする。近頃そういうのはどうなんだろうと思ってしまう。
映画や小説のような、ドラマティックな人生や美しい生活を送りなさい、と言いたいのではない。虚構に溺れないで陸地に足をつけなさい、と言いたいのでもなくて。
帰ってきて、と言いたい。そこに行くのはとめないけど、帰ってきて。できれば生命の泉の水を飲んで、そして汲んできて、バスチアンのようにさ。
その水を飲むって、心を豊かにするってことだとおもうけれど、それが必ずしもそのひとを強くするわけではないし、人生や生活が容易くなるわけでもないのですけど。
何が言いたいか、わかんなくなってきたけど。
あー、私は貧乏性なので、本や映画に触れたら、何かしら身になるものを得たいと思いすぎるのであろう。勇気とか、寛容さとか。
そしてそうではない人とは、話をしていてもどこかで食い違うのだろうな。
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